変形性肘関節症

 


 ある程度以上の年齢の方で、長年重労働を行ったか、若いときに、スポーツをやった方。肘の動きが悪い。前腕にしびれがある。

  病名は肘関節鼠、肘部管症候群、尺骨神経麻痺など。

原因

 使いすぎて骨が壊れたか、老化そのものです。レントゲンには変形があることが多い。米粒大から、小豆大ぐらいの

骨が関節内にあれば、関節鼠という。

治療

日常生活

 筋力をつける,温めながら動きをよくする運動を行う

薬物治療

 痛み止め、筋弛緩剤、胃腸薬、気持ちを落ち着かせる薬などをのみます

症状がある間はきちんと飲んでください。副作用は胃腸障害や眠気程度です。

注射(局所、神経ブロック、関節内注射)も有効です。

理学療法

 急性期をすぎてから行います。消炎鎮痛として、低周波やマイクロウエーブなど

注意:肘が痛くて鼠がいれば、鼠を取る手術を行う。

肘の動きが極端に悪ければ、うごきをよくする手術を行う

ある程度痛みがおさまったら、温めながら、動きをよくする運動をなさることです。

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