膝関節の診察室

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診察のうけかた

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診察の受け方

 ズボンまたはスカートを脱いで、両方の膝関節を出してください。下着はつけたままでかまいません

 靴下は、両方とも脱いでください。脱衣所に、診察着があります。身につけてください。

 準備ができたら、医師の前へどうぞ。診察は関節の運動を、チェックします。

 ここでは、簡単な質問で代用します。

膝の解剖です

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レントゲン検査

診察が終わり次第レントゲン検査になります。レントゲンでは、再び膝をだします。

脱衣所に患者着があります。膝関節のレントゲンは3つの方向から取ります。

すなわち正面像、側面像、2枚と膝蓋骨軸写です。

細かく見るときはもう少し取ります。

でき上がったら、医師の診察室で説明があります。


その他の検査

医師が必要と認めたら、より細かい検査となります

一般的には

核磁気共鳴法(MRI):靱帯などの断裂を見るのに適しています

CT scan    :骨の横断面を見るのに適しています。

膝関節鏡

 などがあります。

整形外科の検査について

整形外科疾患では慢性疾患が多いため、レントゲン上で異常がある方が多いのですが、良く聞かれることは

○単純レントゲン写真

質問:膝のレントゲンで変形があるといわれ、整形外科の先生に変形は一生直らないといわれました。どうすればよいのでしょう。一生膝痛が続くのでしょうか?

 これは、変形性膝関節症やその他の疾患でよくおこる誤解です。たとえば、中年以上の方が、膝痛で受診されてレントゲン等を取れば、多くは「変形性膝関節症」という病名がつきます。同世代の方の膝のレントゲン写真をとれば、症状の有無に関係なく、大体同じような骨変化を示します。では同じような膝の変形のある方が、すべて膝が痛くなるのかといえば、そういうことはありません。確かに変形があれば正常の方よりは、きやすいとはいえますが、痛みは使いすぎや筋力不足などの日常生活のなかでの問題で起こることが多いわけです。従って、安静や薬物治療、その他四頭筋を鍛えるなどの、いろんな努力をすることで、症状のない快適な生活をおくることができます。レントゲンで変形があるから、かならず症状が出るとはかぎらないわけです。

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医師の診察室

先ずは基本的な治療をしっかり把握してください

膝関節の悪い方の一般的な注意

膝関節の悪い方の運動方法


あてはまる下線部分をクリックしてください。

病名があらかじめわかっている場合

病名がわからない場合は以下へすすんでください

間違ったらここまで、戻ってきてください。

外傷がある:膝に血液がたまる

外傷がない:スポーツで痛くなった、力仕事で痛くなった

         あるいは自然と痛くなった。はれている。膝に水がたまる     

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非外傷性の疾患

膝関節が痛く動きも悪い。大きな外傷もなく、スポーツや、長時間作業する方が、痛くなった。

 あるいは、ちょっとひねった程度。

成人  

若年で、膝に引っ掛かりがある。

中年以降で徐々に痛くなってきた。

10代

バスケットボールやバレーボール、よく走ったり

ジャンプする

5才前後

夜になると下肢を痛がる。一晩中ぐずるが、朝は元気

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