成長痛



 5才前後で、夕方から夜になると、下肢を痛がる。大腿から膝が多い。

時には一晩中痛がる。母親を寝かせてくれない。

ところが朝になると、元気でけろっとしている。

原因

成長するときに痛くなるわけではない(名前が悪い)。甘えである。

こちらを向いて欲しいというサイン。

家庭環境の変化(弟ができた。母親が仕事を始めた)でおこることが多い

他の疾患、単純性股関節炎などでも痛くなることがあるが、鑑別は、

朝でも痛がるかどうか。つまり、本当に痛いなら、継続して痛がるはず。

この成長痛は、特定の時間、特に就寝前に集中する。他の時間は元気

なのが特徴。 

 治療

 特になし。スキンシップをもとめているので、一晩でも付き合って上げる。

「いたくないでしょう」はまずい。

 他の疾患もありえるので、念のために医師の診察も受けたほうがよい。

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