日常生活の注意
痛いときは安静。楽になったら、暖めながら腹筋と背筋を鍛える
基礎体力がないのでなかなか直りません。痛みをできるだけ
早くとる必要があります。そのためにも短期集中で安静を厳重
に取ることをおすすめいたします。中途半端な安静はかえって
治療期間をのばします。2-3ヶ月なら寝たきりになる心配はありません。
その代わり痛みが楽になったら徐々に以下の運動を開始してください。メリハリをつけることです。
体力にあった運動をしてください。へそのぞき運動で可です
転倒予防 骨粗鬆症とは骨が脆くなる病気です。したがって、転倒すれば 簡単に折れます。折れる場所は、手首や腰、股関節が多いのです 転倒しないことが一番です。統計では家の中の事故が多いので 段差をなくす、手すりをつける。足元を照らすなど注意してください 薬物治療 腰痛に対し 痛み止め、筋弛緩剤、胃腸薬、気持ちを落ち着かせる薬 などをのみます 症状がある間はきちんと飲んでください。副作用は胃腸障害や眠気程度です。 神経ブロックも有効です。 骨粗鬆症に対し 薬物治療が主になります。ビタミンD、カルシウム、ビタミンK、オステンなどをのみます 骨塩を測定しながら、投与します。気長に骨を強くする薬を飲むことが大切です できれば閉経後は、5年10年と飲み続けてください 幸いビタミン剤が主ですから、副作用はほとんどありません。 理学療法: 急性期をすぎてから行います。消炎鎮痛として、レーザーや干渉波やマイクロウエーブなど 装具療法: 腰のバンドをつける(腹筋のかわり)。 どうしても痛みがとれなければ手術を行う場合もあります。 より詳しい、説明は、専門医の部屋でまとめて書いています。