頚の診察室

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診察のうけかた
レントゲン室へ解剖や基礎的な事柄
頚の診察室へ診断がつきます。
頚の治療室へ;かならず、ここを見てください

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診察の準備

 頚はもちろん、最低限上半身は裸になってください。
肩がでれば、下着はつけてもかまいません。
四肢の神経症状がある場合は、パンツのみになります。
脱衣所に、診察着があります。身につけてください。
準備ができたら、医師の前へどうぞ
診察は頚の運動や、筆や針を使っての、四肢の知覚検査、
筋力の程度、四肢の反射の亢進の有無を確認します。
 ここでは、簡単な質問で代用します。
基本的な解剖を見ましょう。


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レントゲン検査

 診察が終わり次第レントゲン検査になります
レントゲンでは、再び上半身は、はだかになります。
脱衣所に患者着があります。身につけてください。
 頚椎のレントゲンは4つの方向から取ります。すなわち
正面像、側面像、斜めから左右2枚。計4枚です。
細かく見るときは7枚取るときもあります。
でき上がったら、医師の診察室で説明があります。
ここではできませんね。


       
その他の検査  医師が必要と認めたら、より細かい検査となります  一般的には 核磁気共鳴法(MRI):椎間板や脊髄を見るのに適しています     ドラム缶みたいなところに、ただ寝ているだけです            磁石ですので、金属片は危険です。また            心臓のペースメーカーをつけている方は            磁場で狂うので、できません。  CT scan    :脊椎などの骨の横断面を見るのに適しています。            これもねているだけでおわります。 ミエログラム   :入院して行います            腰からもしくは頚から、脊髄の入っている脊髄腔            のなかに針を刺して造影剤を入れます            副作用は頭痛があります  椎間板造影    :入院して行います。椎間板(レントゲン参照)に            針を刺して造影剤を入れます。これはCTと組み合わせて            行うことが多い  などがあります。


整形外科の検査について

整形外科疾患では慢性疾患が多いため、レントゲン上で異常がある方が多いのですが、

大切なことは形態学的変化と症状は必ずしも一致しないということです。

○単純レントゲン写真

質問:頚のレントゲンで変形があるといわれ、整形外科の先生に変形は一生直らないといわれました。どうすればよいのでしょう。一生頚部痛が続くのでしょうか?

 これは、頚に限らず、変形性膝関節症やその他の疾患でよくおこる誤解です。たとえば、中年以上の方が、頚部痛で受診されてレントゲン等を取れば、症状の有無に関係なく、大体同じような骨変化を示します。では同じような頚椎の変形のある方が、すべて頚が痛くなるのかといえば、そういうことはありません。確かに変形があれば正常の方よりは頚部痛がきやすいとはいえますが、痛みは不良姿勢や、使いすぎや筋力不足などの日常生活のなかでの問題で起こることが多いわけです。従って、安静や薬物治療、その他頚部の筋肉を鍛えるなどの、いろんな努力をすることで、症状のない快適な生活をおくることができます。レントゲンで変形があるから、かならず症状が出るとはかぎらないわけです。

○MRI検査

質問:頚のMRIという検査をしたら椎間板がでているといわれました。手術しなければいけないのでしょうか。

回答:頚のMRI写真で椎間板が突出している、あるいは黒いだけでは、特に問題はありません。これは症状のない方でもMRI等を検査すればよくある現象です。脊椎というのは単なる入れ物であり、大切なのはそのなかの神経なのです。神経が椎間板で圧迫されれば、上肢痛や痺れなどのいろんな症状が出ます。上肢痛が、薬物治療その他のいろんな治療で直らなければ、そこではじめて突出した椎間板の切除などの手術も考慮されます。椎間板の突出や変性などのMRI所見だけでは、あまり病的意義はありません。形態学的変化だけで手術することはほとんどありえません

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医師の診察室

ここでは症状からと疾患名から、どちらからでも、たどりつけます。
病名が分かっている。 病名がわからないときは以下の質問に答えてくださいでは質問を始めます。あてはまる下線部分をクリックしてください。 間違ったらここまで、戻ってきてください。 事故などの、大きなケガを、したおぼえがありますか
外傷がある:転落や交通事故など大きな事故の場合です 外傷がない:スポーツで痛くなった、細かい作業で痛くなった

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外傷性の疾患

転落や、交通事故などで、頚のけがの覚えがある方は、
当てはまる下線をクリックしてください。
レントゲン検査で
骨折がある   レントゲン上で、頚椎の不安定性や上肢のしびれや、知覚障害、
   筋力低下や四肢の麻痺などの神経症状がありますか
     ある脊髄損傷など
      ない頚椎圧迫骨折など

骨折がない。麻痺もない
  レントゲン上で異状がなく、頚部痛やめまいや、はきけ
  目がおかしい、腕がだるい(知覚障害なしか軽度)
  程度であるとき

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非外傷性の疾患

 大きな外傷もなく、スポーツや、長時間運転後、まえかがみで作業
する方が、頚を痛がることがあります。肩凝りや寝違いですね。
 下記の質問に答えてください
腕に症状がない。
頚から背中は痛いが、腕にはなにも症状がない
腕に症状がある。 頚も痛い、腕が痺れたり、痛みがある。
    手足も突っ張る方。あるいは細かい作業ができない
    貴方の年齢は
  中年以上
  
中年未満
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頚椎疾患の一般的な治療


 頚部痛は慢性であることが多く、難治です。l頚は解剖学的に細くて、重い頭部を支えているので、やむをえないところもあるのです。きちんと以下のような、基本的なことを守って原則どおり、気長に治療を行うことが大切です。途中であきらめてはいけません。

薬物治療
 1)消炎鎮痛剤:時に副作用は胃腸障害や、発疹
 2)筋弛緩剤 :まれにだるくなるときがある
 3)胃腸薬  :副作用防止
 4)精神安定剤:気持ちがいらいらするとき
 5)自律神経調整剤:熱いとか、冷汗とかフラフラするとかめまいなどが出るとき
理学療法
  俗にいうデンキをかける。頚椎牽引など
日常生活の注意
 急性期(病気の起こり始めで痛いとき)は安静を保つ。とにかく寝ること
 慢性期(病気が長引き出して、痛みが慢性化したころ)は頚のストレッチングと筋力増強
  頚のストレッチングは首をぐるぐる回したり、曲げたり伸ばしたりすること。ゆっくり行うこと
  頚の筋力増強訓練は、頭で壁を押したり、自分の手と押しくらまんじゅうをする。
  この運動が非常に大切です。
日常生活の注意

頚の運動の仕方

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