Q15.年令や体力、健康状態に応じた
運動量や具体例。 (剣道)
A:誰にも共通する運動量を決定することは困難であると思われる。というのは暦年
齢と生理的年齢、体力年齢、などが各人によって異なるためである。特に20才以下の
発育期では体力の発育には大きい差があるためである。
体力診断7種目(反復横飛び、垂直飛び、背筋力、握力、伏臥位上体反らし、立位
体前屈、踏み台昇降運動)や運動能力テスト5種目(50m走、走り幅跳び、ボール投
げ、懸垂、持久走)やときには本人がやる気があるかないか等のメンタルテストなど
を参考にし、各個人のメニューを作成する必要があると思われる。また健康状態の判
断は小中学生では本人の申し立てだけでなく、親からの状態の聴取も必要である。と
云うのは小中学生では周囲の条件で正確な判断が下されていない事があるためである
。そして、時には医師の診断を必要とする。慢性の疾患を持った生徒では特に注意が
必要である。