医師会文書のデジタル化について
はじめに
ネット上を流れる情報量を増やし、より有用なサイトの構築が、インターネットの
普及には不可欠と思われる。そのためには現在の大量のアナログ文書をデジタル化す
る方策を考えなくてはいけない
○大前提
1)データ形式の統一
すべてテキストファイルにする
2)e−mailとfaxの併用
○実際の運用面
1)医師会ですべての会員のメールアドレスを把握する必要がある。
せっせとリストアップに努める
2)faxにかんしては大丈夫でしょう
3)e−mailの同報機能の有効利用
各委員会毎にメールアドレスとfaxをまとめる
1)情報委員会
種市先生、荒井先生、その他
2)○○委員会
3)全体
こうすれば、1回でその先生方へいっせいにメール、あるいはfaxがとどけら
れる e−mailからfaxへ流せるようにはできますね(富士通、NTTと相談)
4)医師会事務の合理化
メールまたはFAXで受け取る会員については,印刷した文書を配布するのを
中止する
1)データ形式変換ソフトの準備
各種ワープロからパソコンへの変換ソフトは2-3万で存在します(3−4種あり
ます
どこでも業者に聞けば教えてくれます。それより大切なのは会員の保持するワープ
ロの種類)
従って何らかの電子器具で入れたものはテキストファイルにすることは可能
2)データの運搬が問題。使用ワープロの把握が必要
執筆者がワープロで打ち込んだ原稿を種々のメディアで持ち込めるようにする
インターネット環境にあれば、e−mailで、あるいはフロッピーか(3.5イン
チが多い。
サイズの問題はクリアーしなくではいけない。5インチフロッピーも準備する必要あ
りか)
医師会員のPC調査にワープロ等の機種とメディアサイズも調査せねばならない
以下が問題
3)手書き文字は打ち込む必要がある。
4)印刷文書で回ってきたものは、PDFを検討する。
しかし画像品質が問題ですね。たぶんだめでしょう。
○ニュースソースでデジタル化されているわけだから、
そこで押さえるのが大切
あるいは印刷レベルで押さえる。これはこちらの交渉力と、データの受け渡し方法の
問題
オンライン化(相手がインターネット環境にあるかどうか)が大前提でしょうねえ。
1)faxネットとの併用
手間暇かけてここまでする価値があるかどうか。あらゆる物をファイルにするのは
無理
faxネットをうまく組み合わせて、行っていくしかないですね
できるだけテキストファイルにする方向は明確にする。とりあえずは、まあ3ま
ではテキストファイルにしてもらう。
2)印刷会社を押さえる
なんでもかんでも医師会レベルでなくとも、印刷会社がすでにかなり電子化して
いるんで、印刷会社レベルで押さえてもらったほうが手間暇考えたら、安い。
むしろ印刷するものは、印刷会社と交渉したほうが早い。それをテキストファイ
ルでもらえば良い
3)ソースを押さえる
4に関しては、県レベルで流すときにe−mailにしてもらえばよいでしょう。
日医レベルはもうかなり進んでいますから。
1枚ぐらいの紙が多いわけだから、それを打ち込む手間を考えれば、「ソースので
どこ」にまめに電話して、フロッピーでもらえるものはフロッピーか、あわよくば
e−mailで送ってもらうように交渉することが大切。1枚の紙を送るのにフロ
ッピーは非現実的だからネットワーク化(インターネットにつないであるかどうか)
が大前提でしょうが、まあ、これは相手との交渉ですね。なんでもe−mailで
送ってもらうように交渉する。ニュースソースから医師会へはfaxはなるべく使
わせない。faxはアナログデータだから困る。
末端会員へはfaxはやむをえないでしょうが。
○あとはネットでBBSに乗せれば良いだけ(html化する必要はない)
bbs:電子掲示板
1)県医師会報は、印刷会社と交渉して、デジタル化の方策を探る(本来は日医レ
ベル) これが全部デジタル化できれば、当面はOK。
あとは適宣、OCRを使う。
スキャナーとファックスとプリンタ一体型のが富士ゼロックスあたりから出てい
ます
2)市医師会から、末端会員へのfaxネットはNTTのが使えそうですね。
テガルス
http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/980602/tegarusu.htm
テガルスでは、電子メールからFAXへ、あるいはFAXから電子メールへ、インタ
ーネットを介して文書のやりとりが可能。電子メールからFAXへ送信する場合は
「送信先のFAX番号@テガルスのドメイン名」宛に送信することで、メールが画像
に変換されて相手先のFAX端末に届く。逆にFAXから電子メールへ送信する場合は
「4桁の電気通信番号-サービスの識別番号-相手先のメールアドレス」へダイヤ
ルすることで、GIF形式の添付ファイルとして相手のメールアドレスに届く。な
お、相手先のメールアドレスは、FAX端末からでも入力できるように、あらかじ
め登録して対応番号を発行してもらう必要がある。いずれも、利用には初期契約
が必要となるが、あとは通常のFAXと同様に距離と文書量に応じた課金となる。
このサービスの特徴は、相手先がパソコンでもFAXでも、電子メールで文書を
送信できる点だ。従来、FAXしか持っていない相手に文書を送る場合は、ファイ
ルをいったんプリントアウトし、それをFAXで送信する必要があった。しかし、
テガルスを利用すれば、例えば外出先など、プリンターもFAXもない状況でも、
ノートパソコンからFAX宛に文書を送ることができるようになる。
電子メールからFAXに文書を送信できるサービスは、KDDコミュニケーションズ
が「メールDEファックス」としてすでに提供中だ。
http://www.vcs.cae.ntt.co.jp/tegarusu/tegarusu.html
テガルスの特徴