ネットワークとは

本田整形外科クリニック 本田忠ver2000・11・28


ネットワークを造り上げるには

 ホームページは、組織内で発生する「あらゆる情報」を、「デジタル化」し、ネ ット上に置くことで、「情報の一元化」をはかれる。その結果、組織内で「情報 の共有化」ができます。また同時に「対外的な宣伝」にも使うことができる道具 です。

 ホームページ上に、組織内で発生するすべての情報を、整理して蓄積して いくことが大切です。アナログデータは、加工度が低い情報で、当然利用度も低 くなります。

 また、「双方向性」のメディアである、メーリングリストと併用す れば、組織内のニーズもきめ細かに拾うことができます。メーリングリストを使 った「バーチャル会議」も同時に行えば、意思決定は迅速になり、小回りの聞く 組織にもなります。そのためには、まず組織内の構成員すべてがメーリングリス トなどで、「積極的な発言」をしなければ、ネットは機能しません。一般の会議 でも全員の発言がなければ、実り多いものにならないのと同様です。

 ネットワー クとは、構成員がネット上に、真に民主主義的な空間を造り上げようという自覚 がなければ、なりたたない空間です。逆にいえば、上手に使えば、組織に活性化に、これに優る道具はないということかと思います。インターネットへの全員参加が待たれるゆえんです。

 また各位の情報処理能力のレベルアップも図る必要が あります。新しい技術の習得に不熱心な組織に未来はありません。

教育

 構成員に要求される技術は、ブラウザとメールとキーボードの習熟があれば十 分です。データベースや掲示板を上手に使えば、テキストファイルさえかければ、ネット上のホームページに情報を蓄積することはできます。構成員すべてがht ml文を覚える必要性は薄いと思いますが、最低限、各部門の管理者は覚えるべ きテクニックと思います。

民主主義的空間を作るには

1)警察国家は作らない

 あまりルールは細かく決めない。最小限とする。細かく決めれば、法治国家となる。 警察国家になると当然、ルール違反が頻発する。先生と呼ばず、何々さんと呼 びましょうとか、一見正しい瑣末な取り決めの蓄積はなくす。瑣末なルールは 要らない。それはルール違反を大量生産する。 ルールは最低限とする。

1)お互いの互換性を保つことで、広く意見を募る

 htmlをなくし、テキストファイルにする。機種依存文字は使わない

2)安心して発言できるようにする

 発言は節度をもって、引用は発言者に断りましょう

3)構成員の自覚に訴える

 ルールよりは倫理観の醸成に努める。ルールに振り回されないようにする。 ルール違反をあまりせめない。テキストファイルにするだけをチェックするのでも大変。いちいちメーリングリスト上でいうだけでも管理者にとって苦痛。 ゆるい空間を造り上げる必要がある。息詰まる話題だけでは読むほうもつらい。