レセプトオンライン化と回線

ver2008/11/30 By T.honda

回線


データ量は小さいので遅い回線で十分ですが、オンラインのためではなく、通常のインターネットをする快適さで考えてください。選択肢は3つです。
1)IP-VPN接続:回線+プロバイダ契約
通常のインターネットを通さないでNTTなどの閉域IP網を使う。一般的にIPsec+IKEより安価です。
回線;光(Bフレッツ、フレッツ・光プレミアム)、ADSL
メーカー:NTT東日本/西日本
利点:安い
欠点:NTTのみ

2)IPsec/IKE:回線+プロバイダ契約+IPsec/IKE契約
通常のインターネット回線を使って、ソフトで疑似的にインターネット上にトンネルを作って接続するもの。ソフト代金が加わる
メーカー;NTTデータ、NTT PCコミュニケーションズ、富士通、三菱電機情報ネットワーク
利点:NTT以外どこでもよい
欠点:高い

3)ISDN:回線のみ
IP網を使わない。インターネットを通さないで回線のみでダイアルアップで1対1で行う。
回線;ISDN(INS64、ライト)
メーカー:NTT東日本/西日本、ソフトバンクテレコム
利点:安全性は高い
欠点:遅い。メーカが限られる。

回線はどれがよいか
Bフレッツ(NTT)によるIP-VPNがおすすめです。

IP-VPNサービス>IPsec+IKEサービス
一般的にはIP-VPNサービスの方がIPsec+IKEサービスより安価です。
 IP-VPNでは回線使用料(インターネット利用料金)のみでNTTへの申し込みや課金は不要だからです。
IPsec+IKEの場合は、業者の疑似トンネルシステム分だけ割高となります。例外的にケーブルテレビ+(IPsec+IKEサービス)の方が若干安い事例がありました。選択肢があるなら細かくチェックしてみればよいでしょう。

IP-VPNでの回線の選択(光vsADSLvsISDN)は通常のインターネットをどれで行うかで考え方は変ります。通常のネットを行うのには回線は早いに越したことはない。固よりサービス範囲が限定している地域がまだまだあります。与えられた選択枝のなかで一番早いのが望ましい。
 なお1ヶ月に一回のレセプトデータ送信は数百kバイト程度ですから光なら数秒、ADSL;25秒、ISDN;7分程度かかります。ただし、このデータは支払い基金のHPから取ったもので、無床であれば実際は、200kバイト程度でしょうから、ADSLでも10秒、ISDNでも1分弱くらいかと思われます。

閉域IP網
 NTT東西会社(NTT東日本とNTT西日本)が所有している収容局(電話局)同士を接続するネットワークのことです。同社が提供している「フレッツ・ISDN」「フレッツ・ADSL」「Bフレッツ」などのサービスを利用している場合、加入者宅から収容局まではISDNやADSLなどで接続されています。加入者が契約しているISP(プロバイダ)は、地域IP網と接続されており、収容局からISPまでの間が、地域IP網を経由して接続されるという形態になっています。地域IP網は、都道府県単位で整備されています地域IP網(ちいき・アイピー・もう。Regional IP Network)
http://dictionary.rbbtoday.com/Details/term2569.html

ISDN:通常のネットをするには遅いのであまりお勧めはしません。
INSネット64およびライト
で可能です。NTTとソフトバンクテレコムがあります。

ISDNと基金の接続
 基金との接続には、IP網=フレッツ網の契約は必要ありません。ISDN回線であるINS64かINS64ライトとダイアルアップルータがあればよい。ルータは相性もあるんでしょう。YAMAHA製RT58iなどがお勧めか アドレス欄に「http://192.168.100.1/」と入力してください。
実際のオンライン請求接続マニュアル
http://www.pc99.org/secure/manual-01.pdf

ISDNは2種あります。念の為に整理して置きましょう。

INSネット64およびライト:これでオンライン請求可能。ただしインターネットは出来ません。
 NTT東日本が提供しているISDNサービス。ダイアルアップして直接相手につなぐ。IP網に入らず、インターネットには接続出来ません。ネットにつながないので電話と同じで1対1ですからセキュリティは大変強固です。オンライン請求だけして他に使わないならこれでよい。

フレッツISDN:インターネットが出来ます。
 NTTの提供する、インターネット常時接続のためのサービス。NTTの提供する「地域IP網」に接続する。ISDN回線とフレッツ・ISDNサービス(ISDN回線+地域IP網=フレッツ網)の契約以外に、プロバイダとの契約も必要になります。ネットもするならこれを契約。

フレッツISDNとは
 NTTが提供するISDNを用いた料金メニューの1つ。地域IP網への接続を定額料金で提供。ブロバイダとは別途契約する必要があります。回線そのものの名前ではなく、サービス名です。転じてIP網を「フレッツ網」といいます。
接続概念
ISDN+閉域IP網(フレッツ網)+プロバイダでインターネット可能となる。各プロバイダは、このフレッツ網と契約します

ISDNに関する参考文献
INSネット64
http://www.ntt-east.co.jp/ISDN/64/index.html
INSネット64は、NTT東日本が提供しているISDNサービス。INSネット64は、現在使っているアナログ回線用のメタルケーブルをそのまま使ったディジタル回線で、1本の回線で64kbit/sのチャネル2本と、16kbit/sのチャンネル1本がご利用になれます。 この64kbit/sの2つのチャネルは、文字・画像・音声など情報をやり取りするもので、Bチャネルまたは情報チャネルと呼ばれています。もう一つの16kbit/sのチャネルは、主に通信に必要な通信制御信号のやり取りに使われ、Dチャネルまたは信号チャネルを呼ばれています。INSネット64の付加機能の多くは、このDチャネルを利用しています。この2つのBチャネルと1つのDチャンネル、つまり「2B+D」はISDNの基本インターフェースと呼ばれていますが、INSネット64はこの基本インターフェース、「2B+D」のデジタル回線なのです。
定義 フレッツ・ISDNフレッツアイエスディエヌ
http://dic-it.fideli.com/dictionary/m/word/w/12259/index.html
フレッツ網
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%84
地域IP網(フレッツ網と言う場合もある)は、インターネットサービスプロバイダ(ISP)とPOIで相互接続しているため、ユーザーは地域IP網を通してインターネットに接続することになる。この場合、フレッツは(ISPとの対比における)回線事業者に該当することになる。また、NTT東日本・西日本の独自サービスも地域IP網を経由して利用可能となっている。これは、地域IP網内で閉じたサービスである
フレッツ・ISDN
http://www.atmarkit.co.jp/icd/root/63/76003163.html
NTTの提供する、インターネット常時接続のためのサービス。ISDNでは、64Kbpsの通信チャンネル(Bチャネル)を複数同時に使用することができるが(INSネット64では同時に2Bまで使用可能)、フレッツ・ISDNでは、このうちの1チャンネルをNTTの提供する「地域IP網」と呼ばれるTCP/IPネットワークにダイヤルアップ接続する。ユーザーは、この地域IP網を通じて、インターネット サービス プロバイダ(ISP)へ接続し、インターネットへの常時接続環境を実現することができ る。ISDN回線とフレッツ・ISDNサービスの契約以外に、フレッツ・ISDNをサポートしたISPとの契約も必要になる。
フレッツ ・ISDN NTT東日本
http://flets.com/isdn/index.html
フレッツ・ISDNは、通信料が定額でISDN回線を使って手軽にインターネットにアクセスできます。
フレッツISDNとINS64の違いを教えてください。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1314807423?fr=rcmd_chie_detail
フレッツと名がつけば、インターネット回線の事。プロバイダーとセットになる。INS64とは、デジタル電話回線(ISDN)の事。TAを使って任意にネットワーク構築ができるがインターネットには繋がりません。

IPsec+IKEサービスでの回線の選択では、ORCA専用のUSBトークンをつかったシステムとニフティのではORCA専用のが安いようですね。

IP-VPN
インターネット回線を使わず、NTT等の閉鎖地域IP網を使用して接続。
IP−VPNサービス:NTT
Bフレッツ回線料5000円/月。6万円/年
専用回線使用料は不要(通常のインターネット利用料金のみ)
+プロバイダ料
+認証費用4000円
利点;Ipsecより安い
欠点:回線が限定される

IPsec+IKE
 インターネット回線を使って、ソフトで疑似的にインターネット上にトンネルを作って接続。使用機器としては、ルータ(OD-VPNかSC+カードリーダ)を使用したものとUSBトークンを利用したものがあります。以下を見ればUSBトークンを使ったほうが若干割安か。別途でインターネット回線料、プロバイダ料、認証費用等が必要となります。
利点;回線が限定されない。
欠点;IP-VPNより割高となる。

実際の各社の製品
ルータOD-VPNを使ったIPsec+IKEシステム
1)NTTデータ オンデマンドVPN構築サービス
専用ルータOD-VPNを利用したIPsec+IKEシステム
初期費用 15750円
月額 1995円+ルータ  31500円/5年
http://www.healthcare-on-demand.jp/re/index.asp

2)レセプトオンライン接続ワンストップサービス(NECandNTTデータ)
専用ルータOD-VPNを利用したIPsec+IKEサービス
ルータ[OD−VPNアダプタ]、インターネット回線[BIGLOBE]、
初期費用 15,750円、
ルータレンタル費用 5年レンタル630円/月、3年レンタル840円/月。
http://www.megaoak.com

3)レセプトオンライン請求スターターキット イーエムシステムズ(NTT-DATA利用)
ルータSCとICカードを利用したIPsec+Ikeサービス
NTTPC Communications,IncのIP-Membersを利用
初期費用:100,000円)、月額費用:5,500円
イーエムシステムズ
http://www.emsystems.co.jp/image/info/ir/irnews/2008/20080218.pdf

4)NTTデータコミュニケーションズ
IP-Membersでは、セキュアコネクタ(SC)、ICカードリーダ・ライタ、証明書ICカード、 管理用PC(利用されているPCを利用)が必要。
SC(セキュアコネクタ)
セキュアチップを内蔵した専用ルーターです。NTTPCコミュニケーションズよりレンタル可能です。
オンデマンドVPN:IP-Members NTT PCコミュニケーションズ
http://www.ip-members.com/

USBトークンを使ったIPsec+IKEシステム
1)ジャパンネット株式会社(三菱電機)
USBトークンを利用したIPsec+IKE
初期費用 セキュアネットワークサービス加入費 12,000円
ネットワーク利用費 月額 1,890円(22,680円/年)
http://www.japannet.jp/securenet/index.html

2)オルカ専用IPsec+IKEサービス:NSM社
 USBトークンを利用するORCAに特化したサービス。日医総研が三菱にお願いした。
初期費用:7,980円(税込)
維持費用:21,420 円/年(税込)
オルカVPNサービス

3)niftyのIPsec+IKEサービス:富士通
http://support.nifty.com/rezept/index.htm
USBトークンを利用して専用PCからおくる
初期費用 31,500円
維持費用  1,890円/月、22680円/年

USBトークン
PKI標準のデジタル証明書=トークンを利用する場合には、スマートカードが用いられる。 USBトークンは、USBメモリに、スマートカードとカードリーダをコンパクトにまとめた製品。ORCAに接続すればIPsec+IKE環境となる。

参考文献
回線について
http://www.orth.or.jp/seisaku/siryou/receipt/kaisen.html
オンライン請求のネットワーク回線について(医療機関・薬局)
http://www.ssk.or.jp/claimsys/claimsys05_i.html

USBトークン
PKI標準のデジタル証明書=トークンを利用する場合には、スマートカードが用いられる。USBトークンは、USBメモリに、スマートカードとカードリーダをコンパクトにまとめた製品。ORCAに接続すればIPsec+IKE環境となる。
第1回 USBデバイスはセキュリティにおける悪者じゃない
http://www.atmarkit.co.jp/fsecurity/rensai/usb01/usb01.html
ICチップを内蔵するUSBトークンは秘密鍵によるデジタル署名を内部で行う
USBトークンとは
http://www.keyman.or.jp

専用PCと回線の接続


1) 導入マニュアル
http://www.orth.or.jp/seisaku/siryou/receipt/slide2008oct.pdf :2008/10/28
2)実際のオンライン請求接続マニュアル
http://www.pc99.org/secure/manual-01.pdf

回線と専用PCの接続
IP-VPN:専用回線と接続
  ルータの前にハブをつないで専用pcと接続。
IPsec/IKE:インターネットと接続
 ソフトを専用PCへインストールする。

1)Bフレッツの場合
 PCとONU(光終端装置)をルータを介さないで直結する。ルータを介する=インターネットにつながってしまう。ルータの機能でルータ素通りするジャンプ機能(ブリッジ)があればよい。通常のルータならまず大体はついている。
2)フレッツADSLやフレッツ光プレミアム
ルータは必要ない、
ADSLモデムや、CTUをかませるがこれはNTTで準備する。

IP−VPN


レセプトオンライン化に関するもの(厚労省)
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=127969
セキュリティガイドライン等はここを参照ください。

IP−VPNの利用:セキュリテイの向上
IP網上にネットワーク同士を「直結」するトンネル仮想専用線を構築する
端末PC−特定の業者の閉鎖回線ー特定の業者閉鎖IP網
クライアントとサーバ間で1対1の関係を結ぶことでセキュリテイを高める。クライアントPCと「閉域IP網を持つ特定メーカの回線」を使って「特定メーカの閉域IP網」と1対1で直結させることで閉鎖性を保つ。

NTT
 閉域IP網を構築している業者(複数アリ)で代表例はNTT。NTTで既存製品のアルカスターなどとは別に自社の閉域IP網内に保険請求システムとして独自に設計した。クライアントPCと「NTTの回線」を使って「NTTの閉域IP網」と1対1で直結させることとなる。なお厚労省としては他にソフトバンクの閉域IP網を利用する。
KDDIのIP網
http://www.kddi.com/business/square/club01/foresight/vpack/index.html

回線イメージは以下がわかりやすい。
最新VPNの4つのタイプの違い
http://asciibusiness.com/vpn/pdfs/biblechapter03.pdf

専用PCとORCA


質問:ORCAから直接オンライン請求をしてよろしいか?
回答:可能です。
質問:その場合、専用端末は不要か?
回答:不要である。
 普段はインターネットと接続してORCAを使用し、請求の時だけ回線をVPNに切り替えて使えば、専用端末は不要。ただし、ORCA以外のレセコンでオンライン請求を行う場合には、従来通り専用のパソコン(一度もインターネットに接続したことのないパソコン)が必要である。

解説
レセコンとネットを直接つなぐことの是非:セキュリテイ
 ORCAと基金をIPVPNで直接つないでもよいですが、セキュリテイの面からは念を入れるなら、別にパソコンを使用すべき(古いので十分)かもしれません。これはあくまでセキュリテイに対しての考え方でしょう。

専用パソコン
 一度も使っていない=ウイルスの入っていないことが保証されたパソコンくらいの意味と理解してください。要は院内できちんとセキュリテイ管理ができるかどうかが問われます。きちんとセキュリテイ管理する自信ないなら、ネットには一切つながないで他用途には絶対使わないほうが無難というくらいの意味。データ量は小さいので古いPCで十分(virus駆除済)

1)OS
Windows: WindowsXP sp2,Windows 2000 sp4以降
Linux: Debian GNU/Linux ,Turbolinux 10 Desktop
2)ウイルス駆除ソフト推奨(必須ではない)
3)ノートPCが望ましい
 データはフロッピーに残す。PC内部には残さない(盗難対策)
専用pcスペック
http://www.ssk.or.jp/claimsys/claimsys06_i.html

基金から配布されるオンライン請求ソフトのDebian上での動作は総研担当が基金本部にて確認しております。
国保連
http://www.ibarakikokuhoren.or.jp/03_kokuho/03_iryo/09_onrain/onrainnituite.pdf

回線は専用である必要はありません
 なおルータは使いません。既存のルータがあるならはずして行うか、あるいは素通りする設定ジャンプ機能(ブリッジ)の設定があればよい。
回線とパソコンの接続方法
https://orcasupportcenter.jp/ninteilogin/file/online01Constitution.pdf
 NTTが自社の閉域IP-VPN内で専用に開発した基金用システム。
 既存のアークスターなどではなく、今回新たに独自開発とのことである。MPLSでルーティングは閉域IP網内のエッジルータで行うから、エンドユーザレベルではルータがいらないということかと思われる。なおこのVPN費用はエンドユーザではかからない。

参考文献


回線

回線について
NTT東日本フレッツ公式:トップページ
http://flets.com/
NTT東日本フレッツ公式:Bフレッツ|トップページ
http://flets.com/opt/
NTT西日本 | フレッツ公式トップページ
http://fletsw.com/
フレッツ Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/フレッツ
Bフレッツとは 【B Flets】 意味・解説 : IT用語辞典
http://ewords.jp/w/BE38395E383ACE38383E38384.html
 定額料金制で、通信速度は最高で100Mbps。一部のコースではアクセス回線を複数ユーザで共有するため、月額使用料は低額ながら通信速度は若干不安定となる。ただし、通信速度は周囲のユーザの利用状況に影響されるものの、ADSLのように回線の品質レベルでの問題はないため、比較的速い通信速度で安定した接続環境が得られる。

回線とPCの接続


ORCAマニュアル:具体的配線は以下を参照。
ネットワークの設定
https://orcasupportcenter.jp/ninteilogin/file/online02Initialsetting.pdf
2.1 閉域IP網を利用したIP−VPN接続
2.1.1 Debian GNU/Linux 3.1の場合
ここでは、Debian GNU/Linux 3.1で、「Bフレッツ」「フレッツADSL」「フレッツ・光プレミアム」回線を利用してIPVPN接続する設定手順例について説明します。なお、「フレッツ・光プレミアム」回線を利用する場合は、事前設定が必要です。
2.1.2 フレッツ・光プレミアムを利用する場合の事前設定方法
ここでは、NTT西日本が提供する「フレッツ・光プレミアム」を利用する場合の事前設定方法について説明します。
フレッツ光プレミアムを利用する場合、CTUの事前設定が必要となりますが、CTUの設定はLinux端末ではできません。Windowsパソコンを用意し、Windowsパソコンから実施してください。

1.回線とパソコンの接続方法
https://orcasupportcenter.jp/ninteilogin/file/online01Constitution.pdf
1.1 Bフレッツを利用する場合
パソコンにLANポートがあることを確認してください。
以下の例は、ONU(光終端装置)とパソコンを接続する場合です。
1.2 フレッツADSLを利用する場合
ADSLモデム
1.3 フレッツ・光プレミアムを利用する場合
ONU(光終端装置)・CTU(加入者網終端装置)とパソコンを接続する場合です。

実際できるファイル


レセプトから自動生成されるファイルはcsvファイル。
サイズは数百Kバイトです。小さいファイルです。
オンライン請求システム操作手順書
https://orcasupportcenter.jp/ninteilogin/file/onlineuselinux.pdf
CSV作成対象ファイル
名称 ファイル名*1
受付事務点検ASP 結果リスト(医科) RIhaspabbcdddddddeefff.csv
受付事務点検ASP 結果リスト(DPC) RDhaspabbcdddddddeefff.csv
受付処理結果リスト(医科) RIuaspabbcdddddddeefff.csv
受付処理結果リスト(DPC) RDuaspabbcdddddddeefff.csv
オンライン受領書(医科・入院) RIhjryabbcdddddddeegfff.csv
オンライン受領書(医科・入院外) RIhjryabbcdddddddeegfff.csv
オンライン受領書(DPC・入院) RDhjryabbcdddddddeegfff.csv
オンライン確認試験結果リスト(医科) RIkaspabbcdddddddeefff.csv
オンライン確認試験結果リスト(DPC) RDkaspabbcdddddddeefff.csv
増減点連絡書(医科) RIzognabbcdddddddGYYMM.csv
増減点連絡書(DPC) RDzognabbcdddddddGYYMM.csv
オンライン請求確定状況ファイル(医科) RIfixfabbcdddddddeefffh.csv
オンライン請求確定状況ファイル(DPC) RDfixfabbcdddddddeefffh.csv
送信データ集計表(医科・入院) RIpjryabbcdddddddeegfff.csv
送信データ集計表(医科・入院外) RIpjryabbcdddddddeegfff.csv
送信データ集計表(DPC・入院) RDpjryabbcdddddddeegfff.csv
オンライン請求システム操作手順書
https://orcasupportcenter.jp/ninteilogin/index.html
運用手順書
https://orcasupportcenter.jp/ninteilogin/file/onlineuselinux.pdf
セキュリテイガイドライン
http://www.ssk.or.jp/claimsys/pdf/claimsys06_01.pdf

IP−VPN


閉域IP-VPNについて
MPLSについて
 MPLS (Multi Protocol Label Switching)は、宛先の識別にIPアドレスではなく、ラベルを用いる転送技術です。エンドユーザからの任意のサイトから別のサイトに送られたIPパケットは、IPVPN網に届いた時点でどのVPNか、どの宛先のIPアドレスかを認識し、対応するラベルをIPパケットに付加します。 閉域IP網内ではIPアドレスではなく、ラベルを宛先として認識し、パケットを転送します。 宛先サイトの基金接続ルータに到達した時点でラベルを外し、元のIPパケットの状態に戻す。
 Arcstar IPVPNは、このラベルによる転送技術を応用して提供されています。IPアドレスによるパケット転送をしないため、異なるVPNのユーザのIPアドレスの重複を気にすることなく、高いセキュリティで高速通信が可能です。
MPLSに関してより詳しくは以下を参照ください
http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/tokusyuu/11mpls/mpls03.html
NTTコムの実際の閉域IP−VPNを使用した製品例
1)Arcstar IPVPN
http://www.nttvpn.com/ipvpn/
2)GroupVPN
http://info.nikkeibp.co.jp/nbpp/groupvpn/

IPVPNとは 意味・解説 : IT用語辞典
http://ewords.jp/w/IPVPN.html
通信事業者が独自に構築した閉域IP網を介して構築されたものをIPVPNと呼ぶ。ちなみに、インターネット上で実現されるVPNをインターネットVPNと呼ぶ。IPVPNサービスとしては、IP網上にネットワーク同士を直結する仮想専用線を構築する
NETWORKWORLD Online 連載 インターネットVPNの導入指南書
http://www.networkworld.jp/network//111432.html
VPN(Virtual Private Network)は、トンネリング技術で公(パブリック)のネットワーク内で閉域性を持たせ、仮想的に私設網を構築する技術であるIPVPNとは「IP(Internet Protocol)網を使用するVPN」を指す。キャリアのIP網設備でユーザーごとに閉域性を持つネットワークを提供するサービスのことを指す
インターネットVPNは、トンネリング技術を使用してインターネット上で構築する閉域性を持つネットワークを指す。それぞれの構築方法はまったく異なっている。
地域IP網を利用したIPVAN
http://www.ntteast.co.jp/release/0006/000615.html
価格.com VPN
http://biz.kakaku.com/biz/prdlist/01002/003004005006
後編 VPNサービスの実際
http://www.businessmobile.jp/b/article/2007/06/vpnvpn_1.html
 インターネットをベースとしたVPNを構築するには、IPSec(IPパケットの暗号化と認証を行うテクノロジー)がベースとなる。Windows XPにはIPSecが搭載されている。
 NTTコミュニケーションズは「統合VPN」ソリューションとして、「Arcstar IPVPN」「eVLAN」「GroupVPN」「OCNVPN」の4つのVPNサービスを用意している。
 Arcstar IPVPNは、NTTコミュニケーションズが持っているVPN専用のネットワークを使い、各拠点間を閉域VPNで接続するシステムだ(図1)。サーバ、ゲートウェイ、ネットワーク、クライアント・アクセスがパッケージ化されている。GroupVPNは、アクセス回線にBフレッツ、フレッツADSL、フレッツISDN、ACCA ADSLなどを使い、NTTコミュニケーションズの閉域ネットワークにアクセスするものだ(図4)。
GroupVPN
http://info.nikkeibp.co.jp/nbpp/groupvpn/

IPsec


IPsec事業者の適合性評価結果
http://www.heasnet.jp/certify.html
niftyオンラインレセプト接続サービス
http://support.nifty.com/rezept/index.htm

ORCA プロジェクトと レセプトオンライン化(日医総研)
http://plan.hakusan-nonoichi.ishikawa.med.or.jp/files/jmari_Mr_akimoto071128.pdf

詳論


以下の様々なうごきと緊密に結びついて、総合的なシステムが構築されつつあります。
1)日本の管理医療(IT化の光と影)http://www.orth.or.jp/seisaku/syutyou/managedcare.html
2)日本版マネジドケア:日本における管理医療のための総合システムデザイン。
3)国家医療情報ネットワーク「NHIN」データベース化
4)社会保障カード:データ一元管理の方策
5)レセプトオンライン化:保険者機能強化
6)疾病管理プログラム:患者管理強化
7)総合医について:患者管理強化と開業医の管理強化
8)専門医制度と報酬:成果主義批判:専門医制度の確立による、医師の階層化と管理強化



a)レセプトオンライン化の問題点:日医見解、安全コスト、保険者機能強化
b)ICD10:標準病名とワープロ病名、対応ソフト、査定問題、適応外処方
c)レセプトチェック:対応ソフト、受付事務チェックASP
d)オンライン化と回線:回線、IP−VPN、回線とPCの接続方法、ORCA
e)レセコン未導入医療機関の救済策代行入力、クリアリングハウス事業